この記事では人気バイクの欠点をネット上から拾い上げてまとめています。
今回はビッグワンという言葉がぴったりのネイキッドの王様、ホンダCB1300SUPER FOURについてネット上の評価をピックアップしてみました。
ホンダCB1300SUPER FOURの概要
プロジェクトBIG-1の成果として発売されたCB1000スーパーフォア(1992-1997年)の進化モデルとして登場したCB1300スーパーフォア(略称 CB1300SF 型式 SC40)。
エンジンは、X4に搭載されていた1,300ccの水冷4ストロークDOHC直列4気筒ユニットをベースにリファインされたものを搭載。
2003年にフルモデルチェンジされてSC54型となり、2005年にハーフカウルを装備したCB1300スーパーボルドールがラインナップに加わったあとは、CB1300シリーズとして、マイナーチェンジや特別仕様車の設定などを受け続けています。
2019年モデルでは、オーリンズのサスとブレンボのブレーキを採用した「SP仕様」がタイプ設定されています。
2020年12月3日、新型モデルになることが公表され、21日に正式発表された。この2021年モデルから、スロットルバイワイヤ(電子制御スロットル)を採用し、ライディングモード選択機能(3タイプ)とクルーズコントロールを搭載。
また、トラクションコントロール(Hondaセレクタブルトルクコントロール)も備えています。
基本スペック
タイプグレード名 | CB1300 SUPER FOUR SP |
---|---|
モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ |
型式 | 8BL-SC54 |
発売年 | 2024 |
発売月 | 5 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 2200 |
全幅 (mm) | 795 |
全高 (mm) | 1135 |
ホイールベース (mm) | 1520 |
最低地上高(mm) | 140 |
シート高 (mm) | 790 |
車両重量 (kg) | 266 |
最小回転半径(m) | 2.7 |
乗車定員(名) | 2 |
燃料消費率(1)(km/L) | 28.0 |
測定基準(1) | 60km/h走行時 |
燃料消費率(2)(km/L) | 17.2 |
測定基準(2) | WMTCモード値 |
原動機型式 | SC54E |
原動機種類 | 4ストローク |
気筒数 | 4 |
シリンダ配列 | 並列(直列) |
冷却方式 | 水冷 |
排気量 (cc) | 1284 |
カム・バルブ駆動方式 | DOHC |
気筒あたりバルブ数 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 78 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 67.2 |
圧縮比(:1) | 9.6 |
最高出力(kW) | 83 |
最高出力(PS) | 113 |
最高出力回転数(rpm) | 7750 |
最大トルク(N・m) | 112 |
最大トルク(kgf・m) | 11.4 |
最大トルク回転数(rpm) | 6250 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料供給装置形式 | PGM-FI |
燃料タンク容量 (L) | 21 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 588.0 |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | DPR8EA-9 |
点火プラグ必要本数・合計 | 4 |
搭載バッテリー・型式 | YTZ14S |
バッテリー容量 | 12V-11.2Ah 10HR |
エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 4.6 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 3.8 |
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | 4.0 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-30 |
ドレンボルト呼び径(mm) | 14.0 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・6段変速 |
変速機・操作方式 | フットシフト |
1次減速比 | 1.652 |
2次減速比 | 2.222 |
変速比 | 1速 3.083/2速 1.941/3速 1.478/4速 1.240/5速 1.074/6速 0.967 |
動力伝達方式 | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 18 |
スプロケット歯数・後 | 40 |
チェーンサイズ | 530 |
標準チェーンリンク数 | 116 |
フレーム型式 | ダブルクレードル |
キャスター角 | 25°00′ |
トレール量 (mm) | 99 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ダブルディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 正立フォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 2 |
タイヤ(前) | 120/70ZR17 |
タイヤ(前)構造名 | ラジアル |
タイヤ(前)荷重指数 | 58 |
タイヤ(前)速度記号 | (W) |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス |
タイヤ(後) | 180/55ZR17 |
タイヤ(後)構造名 | ラジアル |
タイヤ(後)荷重指数 | 73 |
タイヤ(後)速度記号 | (W) |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス |
ホイールリム形状(前) | MT |
ホイールリム幅(前) | 3.5 |
ホイールリム形状(後) | MT |
ホイールリム幅(後) | 5.5 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 2.50 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.90 |
ヘッドライトタイプ(Hi) | LED |
テールライトタイプ | LED |
スピードメーター表示形式 | アナログ |
メーター表示:ギアポジション | 有 |
メーター表示:燃料計 | 有 |
メーター表示:エンジン回転計 | 有 |
メーター表示:時計 | 有 |
メーター表示:ツイントリップ | 有 |
車両装備:ハザードランプ | 有 |
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS) | 有 |
車両装備:走行モード切り替え | 有 |
車両装備:トラクションコントロール | 有 |
車両装備:スリッパークラッチ | 有 |
車両装備:グリップヒーター | 有 |
車両装備:ETC | 有 |
車両装備:USBポート | 有 |
車両装備:センタースタンド | 有 |
車両装備:緊急制動表示灯 | 有 |
ホンダCB1300SUPER FOURの良いところ
ネット上の口コミでは
「トルクがあり、どんな速度からも加速が楽しめるバイク」
「開発者の語るCBの魅力”見てドーン!跨ってドーン!走ってドーン!”は、真実だった。完成度、質感ともに日本ネイキッドの王様と言える。」
「グリップヒーターが標準装備なのはありがたい。」
「安定性は抜群で、強風のときでもビクともしない」
「運転しやすく、コナーでの安定感は抜群です」
「仕上がりが上質で所有する満足感が得られます。」
「パワフルで快適」
「安心感のあるトルクフルな加速」
「リッターバイクなので車重はあるけど、走行中は車重を感じない軽さで操作できます。特に、高速走行時の安定さは流石です。」
「ホンダだからこその完成度で、メンテナンス性はいいし、静かでも飽きさせない音、振動、圧倒的な操作性と経済性に優れたレギュラーガソリン仕様」
「ハンドリングが素直で軽い」
「165センチ+短足+58キロでも、土踏まず付近まで地面に足が届き停止中も安心」
「大型初心者からベテランライダーまで乗り手を選ばない、まさにオールマイティなバイク。」
「存在感のあるバイク。収納スペースが大きい。」
「低速トルクが太く、5速に入れておけばオートマ感覚で走れます。」
「カスタムパーツは星の数あり自分の好みで選び放題。」
まずはバイクとしての完成度が高く所有欲を満たしてくれるバイクのようです。
走りについてはトルクフルで十分な安定感と加速感があって、走り出すとハンドリングも軽いようですね。
ホンダCB1300SUPER FOURの悪いところ
ネット上の口コミから欠点を拾い上げてみると
「取り回しの重さ」
「止まった瞬間から重さを意識する必要があります。傾いたらこらえられません。」
「スポーツ走行には不向き。ノーマルは車重有り過ぎ。」
「熱い。夏は暑いを通り越して熱い。足が火傷するんじゃないかってくらい。」
「立て難いメインスタンド。」
「エンジンの熱気が半端じゃなく、信号で止まると「コレでサウナ代が浮いたかも」と、思うほどラジエーターからの風が暑い。」
「タイヤがスペシャルなサイズなので選択肢が無く、結局汎用性の高いサイズに変えています。」
「立ちゴケ、低速の小回りは怖い」
「一般的すぎて目立たない」
「重量とトルクのせいか後ろタイヤの減りがはんぱじゃないです」
「ポーティーな気がするだけであって、実際にはスポーツ走行には向きません。」
「コーナーではホイールベースの長さと巨体を感じる。」
「『これって…車?』と思えるような、癖の無いまるでモーターの様なエンジンフィーリング。」
欠点として重さゆえの取り回しの悪さを上げる人が多かったようです。
あとは旋回性などですね。
まとめ
ビッグワンの名のとおり堂々とした体躯のホンダCB1300SUPER FOUR。
それゆえに重さは相当なもので、これを乗るには覚悟が必要です。
それとトルクフルな走りをしてくれるので勘違いするかもしれませんがスポーツバイクでは無く、ホイールベースが長いのでキビキビと曲がるバイクでもありません。
自動車で言えばトヨタクラウン。
王様のようにゆったりと余裕をもって乗るバイクではないでしょうか。
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