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バイク、ツーリング

ストリートファイターが熱い!★ 高い運動性能を秘めたストリート最強の8台

ストリートファイターというバイクのカテゴリーをご存じでしょうか?

「ストファイ」というと格闘系のゲームを思い浮かべるかたもいるかもしれませんが、列記としたバイクのジャンルの一つなのです。

ちなみに、私の愛機 YAMAHA MT-09 もストリートファイターに分類されます。

特にストリートファイターにこだわって購入したわけではありませんが、よく走り・よく回るとても楽しいバイクなので、すごく気に入って乗っています。

そもそもストリートファイターとは、どんなバイクジャンルをさすのでしょう。

 

 

ストリートファイターとは

ストリートファイターは、近年注目を集めているバイクジャンルのひとつで、略してストファイという呼称も使用されています。

ちなみにバイクのジャンルとしては、ストリートファイターのほかにもネイキッド、スーパースポーツ、ツアラー、アメリカン、オフロード、モタード、アドベンチャー、スクーターなどさまざまなものがあります。

ストリートファイターバイク最大の特徴として、スーパースポーツモデルのカウルを外したカウルレスのような、インパクトのあるボディデザインが挙げられます。

そのほかの特徴としては

小型ヘッドライトやワイドハンドル、ショートテールを備えているバイクを、ストリートファイターと定義する場合もあるようです。

また、ボディのあらゆる部分に利かせたエッジなど、鋭さのあるデザインもストリートファイター共通の特徴で、スーパースポーツのカウルを取り、ストリート最速仕様にしたバイクと言い換えても良いかもしれません。

走行性能としては、高回転型のエンジンを搭載するモデルが多い傾向があるため、同じカウルレスのネイキッドバイクより、スピードレンジはやや高くなる場合が多いです。

さらに、アップポジションのハンドルバーや短いテールが採用されることも多く、優れた操作性によりしなやかなコーナリングや、トリッキーな走行を可能にします。

個性的なルックスと高い走行性能を併せ持つストリートファイターは多くのライダーから注目されており、さらなる人気上昇も予想されています。

ストリートファイターの起源

ストリートファイターの歴史は比較的浅く、その誕生は1980年代後半あたりと言われています。

当時は、フルカウルのスポーツバイクが高性能モデルの象徴として全盛期を迎えていましたが、カウルが割れたり欠けたりして修理が大変という問題がありました。

そこで、ヨーロッパの一部ユーザーはカウルを取ってネイキッド化し、そこに派手なカスタムを加えストリート走行を楽しんでいました。

それがストリートファイターのルーツと言われています。

1980年代の日本国内におけるバイク事情は、ネイキッドブームの真っ盛りでした。

しかし、その多くはレーサーレプリカブームに対抗し、往年の名車にインスパイアされたレトロ主義的なものだったと言われています。

また、対照的にヨーロッパでは速いバイクのニーズが高く、スーパースポーツバイクやそのエンジンを搭載したネイキッドバイクが好まれていました。

その点が日本国内のネイキッドブームとは大きく異なる点といえるかもしれません。

こうして、1960年代にカフェレーサーというジャンルを確立したヨーロッパで、ストリートファイターは世界的な一大ムーブメントを起こしたのです。

ブームの初期、国内市場のバイクでは、丸目一灯のヘッドランプが主流だったこともあり、国内で生産された多くのストリートファイターは輸出を目的としていました。

しかし近年では、日本国内のライダー用に生産されたモデルが、改めて注目を集めています。

そして最近でも、ストリートファイターに分類されるバイクは数多く生産されています。

代表的なモデルとしては、カワサキ「Z1000」やスズキ「GSX-S750ABS」、ヤマハ「MT-09」などが挙げられますが、国内外のバイクメーカーからも、さまざまな車両クラスのバイクが市販されています。

カウルがない点や走行性能が高い点などの共通点はありますが、ストリートファイターに対する考え方の違いがメーカーごとに見られるのは、なかなか興味深いところです。

ここ最近注目を集めているストリートファイタータイプのバイクですが、同じくカウルのないネイキッドとの区別がつきにくい場合があります。

より高出力のエンジンを搭載するのがストリートファイターですが、最近のネイキッドモデルでは走行性能が向上しているため、両者の境界は曖昧になっています。

ストリートファイターの特徴と楽しさ

あらためてストリートファイターの特徴を整理すると

①カウルレスであること

②ホイールベース、テールが短いこと

③運動性能が高い事(加速・コーナリング性能が高い)

④比較的アップライトなポジションのバーハンドルであること

⑤比較的軽量であること

などが主な特徴です。

さらに付け加えるならば、軽量にするためガソリンタンク容量は比較的少なめであるとか、シートが比較的薄くロングツーリングにはあまり適さない、荷物の積載性が低い、などがあげられそうです。

ちなみに私の MT-09 は、お尻対策のためゲル入りのシートに替え、タンデムバーなどを付けて積載性を確保したので、ロングツーリングにも対応しますが、タンクは14リットルと小さいため、約200キロごとに給油をする必要があります。

それでも、加速感が素晴らしく、コーナーをクルクル曲がってくれるので、ライディングがとても楽しい相棒です。

代表的なストリートファイター(大型)

いま新車で購入できるストリートファイターにはどんなものがあるのか、代表的なバイクをいくつかあげてみます。

YAMAHA MT-09(MT-09 SP)

その強烈な加速感や、アクセルの開け閉めにクイックに反応するレスポンスの良さから「暴れ馬」の異名をとった初代から、最新モデルで3代目となるMT-09。

足回りをKYBとオーリンズで固めたSPバージョンも含め、人気のストリートファイターとなっています。

エンジン形式:水冷並列3気筒

排気量:888cc

最高出力:120ps

重量:189kg

新車価格:110万円~126.5万円

kawasaki Z1000

カワサキのZ1000は、輸出向けに生産していたフルカウル・ツアラーのZX-9Rがベースで、カウルを取り除いてシャープで戦闘的なスタイルとなったストリートファイターです。

「凄みデザイン」と言われるスパルタンな外観にスーパースポーツバイクに匹敵するような高い動力性能を持っています。

エンジン形式:水冷並列4気筒

排気量:1043cc

最高出力:141ps

重量:221kg

新車価格:118.8万円

SUZUKI GSX-S750

2017年に販売開始されたGSX-S750は、フルカウル・スポーツバイクであるGSX-R750のストリートファイターモデルです。

GSX-R750の水冷直列4気筒エンジンを、ストリートでも乗りやすいようにチューニングされ、112psを発生します。

低速や発進時にスロットの開け具合やシフトポジションなどを感知し、エンジン回転数を補正してエンストしにくくするエンジンrpmアシストが搭載されるなど、より街乗りがしやすくなったモデルです。

エンジン形式:水冷並列4気筒

排気量:749cc

最高出力:112ps

重量:212kg

新車価格:98.78万円

HONDA CB1000R

CB1000Rは、伝統的なクラシカルさと現代がうまく融合したNEO SPORTS CAFÉとして、2018年に登場しました。

旧型のCBR1000RRの水冷直列4気筒エンジンをベースに、よりマイルドで扱いやすいようセッティングされています。

2021年にモデルチェンジされ、環境基準のEURO5にも対応し、スマホ連動のボイスコントロール機能も追加され、より現代的な仕上がりになりました。

エンジン形式:水冷並列4気筒

排気量:998cc

最高出力:145ps

重量:213kg

新車価格:167.09万円

TRIUMPH ストリートトリプルS

2017年より販売開始された「ストリートトリプルS」は、イギリスのトライアンフによるストリートファイターモデルです。

エンジンには660ccの水冷直列3気筒が搭載され、日常シーンでの扱いやすさを追求されているので、大型バイクながら街乗りしやすく収まっています。

レインとロードの2種類のライディングモードや、ABS、トラクションコントロールを装備し、安定した走りがストリートで楽しめるモデルです。

エンジン形式:水冷並列3気筒

排気量:765cc

最高出力:118ps

重量:168kg(乾燥重量)

新車価格:129.5万円~

KTM 890デュークR

オーストリアのKTMからリリースされているネイキッドスポーツモデル「890デュークR」。

KTM初の並列2気筒エンジンを搭載したスポーツネイキッド「790デューク」をベースとし、さらにポテンシャルを引き上げたのが890デュークRとなります。

軽量の車体に121PSのエンジンを搭載しているで動力性能は推して図るべしです。

エンジン形式:水冷並列2気筒

排気量:889cc

最高出力:121ps

重量:166kg(乾燥重量)

新車価格:146.9万円

BMW S1000R

BMWのS1000Rは、スーパースポーツのS1000RRのストリートファイターモデルとして、2014年に発売開始されました。

水冷並列4気筒エンジンに、より安全で安定した走行ができるよう、3モードのライディングモードやDTC(トラクションコントロール)、レース対応のABSなど電子制御が充実です。

エンジン形式:水冷並列4気筒

排気量:999cc

最高出力:165ps

重量:199kg

新車価格:178万円~

DUCATI ストリートファイター V4

DUCATIのストリートファイター V4は、イタリアのメーカー「DUCATI」によるV型4気筒モデルのストリートファイターです。

スーパースポーツのパニガーレV4のパワーユニットを継承し、幅広のバーハンドルが装備されています。

標準装備のV4の他にV4Sがあり、オーリンズ製の前後サスペンションやマルケジーニ製ホイールなどが装着された、よりスパルタンなモデルです。

排気量:1103cc

最高出力:208ps

重量:201kg

新車価格:249.5万円

ここに挙げたのはあくまでも「代表的」なものだけです。

各車種でシリーズとして排気量などのバリュエーションがありますので、お好みのものを調べてみて下さい。

これからバイクの購入を考えている方、ライディングテクニックを磨きたい方、軽くて速いバイクをお探しの方。

選択肢の一つとして「ストリートファイター」を加えてみてはいかがでしょうか。


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