焚火はキャンプの醍醐味、焚火の無いキャンプはすごく間の抜けた感じになってしまうでしょう。
今回はバイクでのソロキャンプでも積載できるか軽量・コンパクト、しかもコスパが良い焚火台をご紹介します。
「バイクでキャンプをするときにも焚火は絶対にしたい!」
ですが、バイクに積むことができる装備は限られています。
なので、すべての装備はなるべく軽量でコンパクトに収納できるものである必要があります。
キャンプ用のコンパクト焚火台(ストーブ)を探し、当初私が入手したのはこちら
ZEN Camps ウッドストーブ (チタン)
ZEN Camps ウッドストーブ でした。
コンパクト(20 x 19 x 1.3 cm)で軽量(202g)というのと、燃焼効率が良い、そして何よりチタン製というのにひかれてしまいました(バイクのマフラーはステンレスなのに・・・)。
ただ、実際に届いてみると思いのほか小さい・・・。
通常の薪が使える大きさではありませんでした。
なので、薪を小さくするために斧を購入することになりました。
斧は荷物になりますが、キャンプ感が出るしカッコいいので良しとします。
ナイフでも良いのですが、斧で薪を細く削いであげると着火剤無しでもティッシュ1枚あれば簡単に火起こしができます。
平野田キャンプでわかったこと
先日、山梨県の平野田にソロキャンツーに行ってきました。
そのときの模様はこちら
平野田休養村キャンプ場は、直火可能という希少なキャンプ場。
川の石でかまどを作って焚火やBBQをすることができました。
それ以外の調理はイワタニのコンパクトカセットバーナーを使用したのでストーブの出番は無かったのですが、焚火やBBQでわかったことがいくつかあります。
①焚火とBBQは別物
薪を使った焚火はキヤンプの醍醐味ですが、焚火は炎がでます。
焚火の状態でBBQをしようとすると、食材はあっと言う間に真っ黒焦げ。
BBQには、初めから炭を使うか、薪を燃やしてある程度炭の状態になったものを使わなくてはいけないようです。
今回は石でかまどを2つ隣り合わせて作り、片方で焚火をし、その焚火のほうから炭のような状態になった薪を隣のかまどに移して、そちらでBBQをしました。
一か所でやる場合には、食材を串に刺すなどして炎から遠ざけて調理するか、焚火の炎が下火になった状態でBBQをする必要があるようです。
②ZENのミニストーブではBBQは無理
これはある程度わかってはいましたが、ZENのストーブを使うには薪を相当小さく割るか、小枝を拾い集めて燃料にしなくてはなりません。
また、サイズの問題もありますので湯を沸かす程度はできても、とてもBBQまでは無理。
BBQをしようと思ったら新しいギアを入手する必要があります。
③番外編:荷物を置く場所が無い
ソロキャンツー用のテントはサイズが小さいので、テントの中に荷物を全部入れることが難しい。
私はタープを持参していたので、タープの中にコンテナなどの荷物を置いていたのですが、下は地面(草地や砂利地)です。
コンテナから出したものをまたすぐにコンテナに戻すのは面倒。
キャンプテーブルも最小限の大きさなのであれこれ置くわけにはいきません。
なので、次回はホムセンなどで売っている小さめのピクニックシートを持参し、その上に荷物を置けるようにしようと思いました。
ということで、新しい焚火台をあれこれとネットで物色。
ユーザーの評価が高く、使い勝手が良さそうで、高価でないものを探しました。
結果として購入したのがこちらです。
焚火台(ノーブランド)
こちらのノーブランド品はスポーツウェア(会社名:interactive合同会社)というストアが販売しているもの。
同じようなものはキャンプ動画などで見たことがありますが、その改良版ということです。
焚き火台 バーベキューコンロ キャンプ用品 おしゃれ コンパクト 超軽量 携帯便利 収納袋付 a4サイズ 組立簡単 アウトドア調理器具 おすすめ
商品情報
【製品仕様】改良版で安定性更にアップ!耐荷重も10kgまでできる。本製品には優れたステンレスで作られています。収納時 32m×28cm×3cm,組立時 38.5cm×27cm×20cm。
【持ち運びに便利】本体重量は僅か980g,収納袋が付属しています。収納サイズはA4サイズと同じくらいで、持ち運びに便利、アウトドア遠足に最適です!
【組み立ては簡単】日本語組立説明書付きで、女性一人でも二分ほどで組み立てられます。
【火付けも容易】他の煙突型のウッドストーブに比べて大きな薪を使うことができることから火も長持ちでき、構造的に一方向に薪をくべるので空気の通りがよく、火付けも容易で少ない薪でも充分な火力を得ることができます。火吹き棒とワイヤーソー付きなので、アウトドアで大活躍できる。
【一台多役でアウトドア大活躍】。焚き火台としてはもちろん、調理台やバーベキューとしても大活躍。キャンプ、ビーチ、屋外、庭、お釣り、登山などのアウトドア場合でも欠かせない一品です!四季を通じてアウトドアシーンで焚火が気軽に楽しめます。引用元:YAHOO ショッピング
たどたどしい日本語ですが「原文のまま」です。
Yahoo ショッピングでの評価は何と4.6点とかなりの高評価。
レビューを見ても良いコメントが多く見受けられました。
購入価格は2,980円(税・送料込)とZENのストーブと比較してもかなりリーズナブルです。
届いたものがこちら。
手紙まで添えられていて好感が持てるストアです。
隣の iphoneSE と比較すると大きさがわかると思いますが少し大きめ。
ただ厚みはないのでコンテナの上のほうに平置きして収納できそうです。
内容物はこちら、サービスでワイヤーソーとフイゴがついていました。
早速組み立て。いたって簡単です。
これなら薪がそのまま使えそうです。
ちなみにZENのストーブと比べると・・・。
上部には五徳の代わりにバーベキュー用の串のようなおのが四本並びます。
魚を刺して焼いたり、肉や野菜を指してプロシュートのように使えそうです。
もちろんこの上にBBQの網を置くことができます。
アルミが厚くはないので(軽量化のためには仕方ない)力を入れれば曲がると思いますが、
作りは悪くなく、ピッタリと組み立てることができ、グラグラしたり歪んだりはしないようです。
詳しい商品の説明はこちらをご覧ください。
実際に使ってみた
山梨県は「せせらぎキャンプ場」で実際に使ってみました。
組み立ては現地でも至って簡単。
新聞紙1枚と小さめの薪、それとフイゴで簡単に火をおこすことができました。
このキャンプ場ではドラム缶を切ったものの中で焚火をするルールになっていますが、
直火禁止のところでは不燃シートを敷いてその上で使います。
付属の串のようなパーツは使わず、100均で購入したバーベキュー用の網をそのまま乗せることができました。
もちろん普通の薪をカットすることなくそのまま使えました。
火の位置から網まで少し離れているので炎が出ていてもすぐに焦げたりはしません。
(逆に炭を使った時には熱が通りにくいかもしれません)
使った後はタワシでこすって洗ってから乾かしてしまいましょう。
焚火台に焼けたあとがつきますが、使用感があって逆にカッコイイかも。
薪をそのまま使うことができて、とても使いやすくコンパクトに収納でき、尚且つお安い。
お勧めできる焚火台です。
ちなみに、こちらの商品はAmazonには無く、Yahooショッピングで購入しました。
なお、ZENのストーブは非常にコンパクトで邪魔にならないのでこれからも携行します。
ストーブとしての役割以外に、イワタニのコンパクトバーナーの風防にも使えます。
こんなかんじで。
実際には、固形燃料でメスティンを使ってご飯を炊くときにも使っています。
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