川崎のソウルフードとして定着しつつある元祖ニュータンタンメン。
その創業は1964年。
スタミナがつく料理をと創業者が中華料理の担々麺をアレンジしたのが始まりです。
その後、FC展開をし、川崎・横浜を中心に46店舗を展開(2022.8月現在)し、新規のチェーン店となっています。
今回は、その元祖ニュータンタンメンの美味しさと改善点についてレポートします。
私は横浜に住んでいるので、以前から「元祖ニュータンタンメン本舗」には馴染みがあり、たまに食べる比較的好きな部類に入る飲食店でした。
タンタンメンといっても、中華料理の元祖担担麺とは全くの別物。
あの胡麻の風味が効いた担々麺を想像すると見事に裏切られます。
元祖ニュータンタンメン本舗とは
スタミナがつく料理をお客様に食べて欲しいと創業者が中華料理の担々麺をアレンジし1964年に出店したのが始まりです。
坦々麺をアレンジしたということで、「ニュータンタンメン」と命名。
独自に考案したラーメンであり、似たような辛いラーメンと差別化するために「元祖」「本舗」と命名したのでしょう。
そのニュータンタンメンとは、厳選した小麦粉に独自製法でモチモチ感を追求した麺。
豚ガラ塩味ベースのスープに挽肉、ニンニク、玉子をからませ、粗挽き唐辛子でパンチをきかせた絶妙な仕上がり、一度食べたらクセになる美味しさです。
創業者五十嵐源吉が昭和39年に創業し、町の中華料理店から始まりニュータンタンメンを商品化。現在東京神奈川を中心に店舗展開しています。
お客様に長くご愛願いただき、 テレビや雑誌などの特集も組んでいただきまして、現在では神奈川ご当地グルメと言われる程成長いたしました。この味をより多くのお客様に届けたい思いがあり、創業当初からの商品に対するこだわりやサービスなど、お客様第一に喜んでいただく店舗作りを考えています。
近年ではFC店舗募集にもチカラを入れており、オーナー様と出会い、色々な可能性を考え、共に成長出来る企業、関わる人達がお互いに幸せを共有し合えるグループを作っていく事を目標にしています。
そのタンタンメンの雄姿がこちら
溶き玉子、ひき肉、ニンニク、粗挽き唐辛子が特徴。
辛さは「ひかえめ」「普通」「中辛」「大辛」「激辛」「天国(50円増し)」の6種類から選ぶことができます。
久しぶりに行ってみた
ちょっと用事があって出かけた際に、近くに「元祖ニュータンタンメン本舗」があったので久しぶりに行ってみました。
伺ったのは11時40分ごろ。
すでに満席でしたが、タイミング良く1組が会計して出るタイミングだったので、すぐに入店することができました。
しかし、その後も来店客は途切れず、常に1~3組の入店待ちがある状態でした。
以前に比べて、人気が浸透しているようです。
注文
元祖ニュータンタンメンで一番人気なのはもちろん「タンタンメン(860円)」。
それに数々のトッピングが用意されています。
タンタンメン以外のメニューもなかなか美味しくでて、私は「ニラレバ炒め」や「餃子」なんかも大好きです。
この日私が注文したのは「タンタンメン中辛大盛+モヤシトッピング」。
少しは野菜も摂取しないと・・・ニラでも良かったかな。
着丼
最近ラーメンに関するコメントやブログをみると、注文したメニューが運ばれてくることを「着丼」というらしい。
注文した「タンタンメン中辛大盛+モヤシトッピング」は、注文から10分弱で着丼しました。
なんとも香しいニンニクと唐辛子の香りが漂ってきて食欲をそそります。
こちらのタンタンメンの麺は、中太のストレート。
モチモチ感がある麺です。
持ち上げると、刻んだ唐辛子をまとった麺が姿をあらわします。
麺をすすると、口の中にニンニクの風味がひろがり何とも言えません。
スープは、ニンニクとラー油の香りがするもののコッテリした感じではなく、見た目から想像できないほどサッパリしています。
辛いものが好きなかたは中辛では物足りないと思うので、大辛以上にしてください。
レンゲですくうと、豚のひき肉ととき卵が混ざったスープが旨し。
大盛りは、自分の印象以上に量があり、なおかつ中太の麺は、かなりモチモチして食べ応えがあるので思いのほか満腹になりながら完食。
久しぶりのニュータンタンメンで美味しかったのですが、いくつか疑問が・・・。
以前は思わなかったことが、幾つか頭に浮かびました。
改善したほうが良いと思ったこと
今のままでも美味しいのですが、今回食べてみて思ったことがいくつかあったのであげてみます。
①麺が太くて絡まっているので、食べるときに箸で持ち上げにくい。
②麺が中太ストレートなので、とき卵が絡まない。
③スープの味が少し薄っぺらいかな?辛さの中にもう少しコクとか旨味があるともっと良い。
【自分ならこうする】
これらの気づいたことについて、スープのレシピを変えるのはなかなか大変だと思います。
解決方法として、私ならば麺を変えます。
麺を「細めのちぢれ麺」に、できれば加水麺にする。
そのほうが食感がツルッとして好みなのと、とき玉子が絡む気がします。
私が気に入っているカップ麺の「元祖ニュータンタンメン」というのがあります。
コチラの麺は細い麺で、スープが良く絡んで美味しいのです。
このスープと麺の相性が見事にバッチリあっているのです。
実は、今回久しぶりに元祖ニュータンタンメン本舗を訪れたのは、このカップ麺がとても気に入ったことがキッカケだったと思います。
店舗のタンタンメンを多加水の縮れ麺にすればライスとの相性もばっちり。
タンタンメンとライスを注文して交互に口の中に入れれば「食感」も「からみ具合」もバッチリなはず。
これくらいの麺だと良いのではないでしょうか?
人気店に、自分の好みで注文を付けるのはおこがましいのですが、もっともっと美味しいタンタンメンを提供していただき、川崎のタンタンメンが全国区の人気ラーメンになってほしいという願いから記事にさせて頂きました。
「元祖ニュータンタンメン本舗」さん。
今後も企業努力を惜しまず頑張って下さい。
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