今回は、横浜「相鉄ジョイナス」のジョイナスダイニングB2Fにある「台湾屋台料理 大龍」を紹介します。
この日は少し用事があって、休日に久しぶりに横浜駅に行ったのでお一人様ランチをしていくことにしました。
以前、横浜駅近くに勤務していた時に「ダイヤモンド地下街」を通ることが多かったので、何となくそちらに足が向いていました。
横浜駅「ダイヤモンド地下街」は、横浜駅西口にある地下商店街。
高島屋や相鉄ジョイナスなど、近くのビルが地下街でつながっています。
しかし、私が横浜駅で働いていたのはかなり前の事。
当時とは地下街の様子もかなり変わっていました。
地下街にある案内板を見てみると見覚えのある飲食店は2~3店舗ほどしか残っていませんでした。
その中で、この日に伺ったのは「大湾屋台料理 大龍」さん。
久しぶりに「サンマーメン」でも食べようと思ったのです。
サンマーメンとは?
サンマーメンは神奈川県(横浜)のご当地グルメです。
サンマ・・・といっても魚の「サンマ」がトッピングされているわけではありません。
サンマーメンとは、しょうゆベースのスープに、とろみの付いた野菜やお肉のあんかけがかかっているラーメンのこと。
野菜はもやしや白菜、人参など、お店や季節によっても変わります。
旨みたっぷりのスープとあんかけが食欲をそそる、ボリュームのある一品です。
神奈川県内のラーメン屋ではサンマーメンを食べられるお店が多く、昔ながらのホッとする味に、多くの地元の人々から愛されています。
サンマーメンの由来は、戦前、調理人たちのまかない料理として作られていた、とろみをつけた肉そばが元になっていると言われています。
その後、横浜市にある中華料理店から発祥し、あんがかかっており寒い季節は温まることから、人気が出て徐々に広まっていったのだそうです。
サンマーメンは広東語で「生馬麺」と書きます。
生(サン)には「新鮮な・シャキシャキとし食感」という意味があり、馬(マー)には「上に乗せる」という意味があります。
つまり、新鮮な肉やシャキシャキとした食感の野菜を麺の上にのせることから、サンマーメンと名付けられたのです。
大湾屋台料理 大龍
「大湾屋台料理 大龍」は、横浜駅西口の地下街を入って左手。
「相鉄ジョイナス」のジョイナスダイニング地下2階にあります。
この日は、正午少し前に行ったのですが、大龍の隣にある「博多天ぷら たかお」は入店待ちの行列ができていました。
「今度一度試してみよう・・」
と、いうことでこの日は予定通り「大龍」に入店。
お店の外にはメニューやサンプルが掲示されています。
目当てのサンマーメンもあります。
定食メニューも魅力的です。
お得な「半チャンラーメンセット」もありました。
店内は清潔で、カウンター席とテーブル席があります。
収容可能客数は20人ちょっと位の店舗なので、それほど広くはありません。
私が入店した時には、4組程のお客さんが入っていましたが、私が入店した後に数組が来店し、ほぼ満席になりました。
横浜の西口にはオフィスも多いので、平日のほうが来店客が多いのかも知れません。
1人だったのでカウンター席に座り、一応メニューを確認しましたが、予定通り「サンマーメン」と「焼き餃子」を注文しました。
カウンターは、ステンレス製で年季が入っていて、このお店の歴史を感じるものですが、清潔に磨かれていて好ましい印象を受けます。
オーナーシェフと思われる男性が手際よく料理を作るのを眺めながら待っていると、10分程で「サンマーメン」が運ばれてきました。
鶏ガラで出汁をとった醤油ラーメンの上に炒めてトロミを付けた具材がのせられています。
具材は、豚肉、白菜、ニラ、モヤシ、ニンジン、タケノコなどすべて細切りにして炒められ片栗粉でトロミをつけています。
このトロミのお陰で、ゆっくり食べても最期まで冷めずに美味しく頂けるのです。
スープは鶏ガラで出汁をとったシンプルなもので、あっさりしているのですが、これにトロミが加わることでコクがプラスされます。
麺は細めのストレート麺。
トロミが付いたスープが良く絡みます。
シャキシャキした野菜の歯ごたえと、麺のツルツル感、そしてトロミ。
これらの食感が混然一体となって口の中に旨味がひろがります。
美味しくて箸がとまらず、どんどんススってしまいます。
サンマーメンを頂いていると「焼き餃子」も運ばれてきました。
この焼き色。最強じゃないでしょうか?
美味しそうに付けられた香ばしい焼き色が食欲をそそります。
皮はそれほど厚くなく、大きさは一般的なもの。
具材は、豚ひき肉、キャベツ、ニラ、ニンニク。
肉と野菜のバランスがとても良い感じで、昔ながらのニンニク香りが効いた餃子です。
醤油、酢、辣油で作った定番でタレで頂きました。
ハッキリ言って私好み「ウマイ!」です。
肉が多すぎても飽きてしまうし、少な過ぎるとコクがたりない。
ここの餃子はそのバランスがとてもよく、ニンニクのパンチも効いているので、いくらでも食べられそうです。
ちなみにサンマーメンは税込820円、焼き餃子(6個)は税込470円です。
PayPayやクイックPayを使うこともできます。
横浜には「横浜中華街」があり、そちらには当然名店が多数あるのですが、横浜駅からかなり離れています。
中華街に行きたいけど時間が無い、でも横浜ご当地のグルメを食べたい。
そんなときは是非横浜駅西口の「台湾屋台料理 大龍」にいって、ご当地グルメの「サンマーメン」を食してみてはいかがでしょうか?
【台湾屋台料理 大龍 概要】
住所:神奈川県横浜市西区南幸1-5-1 相鉄ジョイナス B2F
電話:045-311-2714
営業時間:11:00~23:00
定休日:不定休(ジョイナスに準ずる)
「サンマーメン」を食せずして横浜グルメを語ることはできない。
「台湾屋台料理 大龍」のサンマーメンと焼き餃子、おすすめします。
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